毎日食べて健康促進、もずくの魅力について

健康的な毎日のためには食事は必要不可欠です。ここではその栄養素でいいことづくめとされているもずくについて紹介いたします。もずくとは一体どんなものなのか?今まで知らなかった詳しい情報をお届けいたします。

もずくとはどんな食べ物?

もずくは海藻の一種で、ほとんどのもずくは沖縄でとれています。一見細いイソギンチャクのようなみため、色はさまざまで緑色、黒褐色、茶色のものがあります。基本的にそうめんのようにつるつる食べられるものが殆どですが、中には太もずくなど違う種類のものもあるようです。天然のもずくはその名前の通りで、他の海藻に付着して生息しています。海藻につくという意味合いで、もずくと呼ばれているようです。
太もずくはしっかりぬめってコリコリした食感が楽しめ、細もずくはつるつるとぬめりのあるそうめんのような食感があります。この両方共通しているのがぬめりで、いわゆるねばねば食材の一つとされています。ねばねば食材は共通して身体にいい、というのが特徴、納豆や山芋なんかもそうです。滋養強壮、消化促進などさまざまな効果が期待されていて、身体の不調にアプローチしてくれる栄養素がふんだんに含まれているのです。そんなねばねば食材であるもずくの栄養素は以下の通りです。

まずはフコイダン、これは非常に注目されている栄養素です。ぬめりの招待がこのフコイダンで、これは食物繊維です。食物繊維はお腹の調子を改善してくれる成分として誰しも知っているもの、善玉菌の栄養になります。勿論これだけではなく、体内に侵入した細菌やウイルスを撃退してくれる効果や、コレステロール値を下げる効果、糖質の吸収を緩和してくれる効果などがあります。フコイダンだけでとても身体に嬉しい効果があるというのが分かります。これらは危惧されている生活習慣病に効果的なものばかりです。具体的にいうと糖尿病や高血圧症、そして高脂血症などに効果的とされています。そしてなによりも近年ではコロナの流行があり、やはりその目線からいくと、細菌やウイルスに強くなる、という効果は無視できないものです。

こうした免疫活性作用効果がある食材はさまざまですが、もずくもその一つであり、それでいて毎日でも取り入れやすい美味しい食材です。食物繊維というだけで身体にいい、というのがわかりますが、要注意の点として食べ過ぎは厳禁です。食物繊維は食べ過ぎると消化不良を起こしてしまいます。そして海藻類に含まれているヨードという成分が、甲状腺の障害をひきおこすとされているのです。適正量を食べる分には健康にいい効果がありますが、食べ過ぎると結果的に健康を害してしまう可能性があります。一日に一パックを目安に、毎日取り入れていくのをおすすめいたします。

ダイエットの必需品?

コロナ以降太ってしまった、という人が増えています。外出自粛時期もあり、今まで出勤していたけれど今はテレワークがメインになってしまっている……そんな人は特に運動不足からの体重増加が気になっていいます。運動不足を解消してまた体重を戻していくのが大事ですが、もっと綺麗になるためにもぜひもずくをおすすめいたします。こうした海藻類はいずれも低カロリーで有名です。
それでいて含まれている栄養もダイエットに嬉しいものが多く、そしてミネラルの効果で美肌効果まであると見込まれています。フコイダンという食物繊維、これはお腹を綺麗にする効果がありますが、それはダイエットにおいても大事なことです。お腹の中から綺麗にするのは美容の上で非常に大事、悪玉菌が増えてしまっている腸内には毒素がたまり、それが肌荒れにつながります。

下腹がぽっこりしてしまう、という現象も腸内環境が悪いから起こっている可能性があるのです。ダイエットをしている最中ならぜひ常備しておきたいもずく、足がはやいので毎日購入するのがおすすめですが、中には塩もずくといって、賞味期限が長く、食べる分だけ塩抜きするタイプのものがあります。これだと半年から十カ月程度もつので、毎日購入しにいく時間がない人場合、こういった食品の利用がおすすめです。便利に毎日、もずくを摂取しやすいです。

美味しく食べられるレシピについて

もずくといえばお酢で和えたもずく酢が一番有名です。これには理由があって、もずくにある健康効果をさらにお酢は促進してくれるのです。夏でも美味しくつるりと食べられる上に、相乗効果で更に健康のためになる食事ができるため、この食べ方がメジャーです。しかし中にはお酢が苦手、という人もいます。特にお子さまはお酢特有の匂いや酸味が好きじゃない、というケースが多いです。お酢がもっとも効果的ではありますが、もずくはそれだけではなく美味しい調理方法がたくさんあります!まずはスープ、もずくはスープにいれても美味しく、ぬるぬる成分が溶け込んでとろみのあるスープが出来上がります。なめらかなのどごしのスープとして美味しく味わえます。

お子さまも食べやすく、家族みんなでもずくを食べたいという時にぜひおすすめの調理方法です。そして、汁物にあうということでこの延長で雑炊にマッチします。風邪のときでも食べやすい雑炊、その具材としておすすめです。身体に優しい栄養がたっぷり入った食べやすい雑炊ができます。具材にしたり、副菜にしたりで活躍するもずくですが、主菜レベルになる調理方法はてんぷらがおすすめです。原産地である沖縄ではてんぷらでもずくを食べています。レシピはネットで確認できるので、実践をおすすめいたします。他のねばねば食材と一緒にどんぶりにするだけでも美味しく食べられるのがもずくなので、基本的にどんな食べ方でもOKです。自分の中で気になる食べ方があれば実践し、毎日の食生活をより健康的なものにしていきたいところです。

もずくが苦手な場合でも

もずくが苦手な人は少なからずいます。しかし含まれている栄養素はけして無視できないものばかり、そんな時は加工食品をぜひ見ていただきたいところです。もずくの味や風味を消しつつ、しっかりと栄養を詰め込んだ加工食品が販売されています。りんご味のスティックゼリーなどの形で販売されているので、ダイエット中のおやつ、お子様のおやつなどにもおすすめです。味わいだけではなく栄養素に注目されている食材ということで、その栄養を美味しく摂取できる方法はたくさん考案されています。食べやすい加工食品、しかも中には定期購入できるものもあるので、導入の検討がおすすめです。美味しく食べられるのが継続の秘訣!無理せず自分が美味しいと思えるものを探すのが一番です。

もずくについてのまとめ

もずくは手軽に食べられる上に健康にいい、どこまでもう嬉しい食材です。調理のレパートリーが広いので、飽きずに毎日取り入れられます。生活習慣病が怖い人、ダイエットをしている人、なんとなく毎日食べたい人……理由は違えども全ての人にぜひおすすめしたい食材です。コロナ以降健康に気を遣うようになった人が増えています。健康食品として販売されているもずくもあり、適正量を手軽に摂取、しかしも美味しく食べられます。もずくをそのまま食べるのが苦手、という人でも美味しく食べられるように工夫されています。いいことづくめの海の幸であるもずく、今はまだ食卓に出していない人もぜひこの機会に食べるのがおすすめです。